耳川流域の
ブランド杉『耳川の杉』
耳川流域は、宮崎県北部に位置する日向市、門川町、美郷町、諸塚村、椎葉村の1市2町2村からなる、総面積の約90%が森林であるエリアです。
温暖多雨であり、日照時間が長く恵まれた土壌がある流域一帯で育まれた『耳川の杉』は、色白で艶の良い美肌の杉となり、美しい木目の木材やあえて節を残した暖かみのある木材となり、市場で高い評価を得ています。
地域林業の振興と発展
耳川流域の杉は54,000haを擁しており、全国有数の杉の産地であります。この地域の杉材をどう活用するかが耳川地域林業における振興と発展の「カギ」となります。恵まれた自然で育み伐採された杉を丸太として地域外に移出するだけではなく、川上(原木の供給をする森林組合)と、川下(製品の加工・販売をする当組合)が一体となり、地域林業を支えていかなければなりません。
2023年には、コンピュータ制御を中心とした最新鋭の機械を導入し、原木の大径化に対応した中大径在加工施設を新設。製材量を35,000立米から66,000立米に倍増して首都圏への大ロット供給体制を実現しました。
製品としての価値を生み出し販売することで、地域林業の振興と発展に努めるとともに地域雇用の創出にも繋げていきます。
組合概要
商号 | 耳川林業事業協同組合 |
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所在地 | 〒883-0105 宮崎県日向市東郷町山陰字長迫1344番地 |
代表 | 理事長 平野浩二 |
設立 | 1985年9月 |
資本金 | 3億3,500万円 |
従業員数 | 58名 |
事業内容 | ・一般製材業 ・構造材(KD柱・KD母屋・KD間柱など)の生産、販売 ・チップ・のこくずの製造、販売 |
認定 | JAS(日本農林規格)認定工場 木質バイオマス認定事業者 合法木材供給事業者 第1種登録木材関連事業者 |
組織沿革
- 1985年9月
- 耳川林業事業協同組合を設立
- 1987年10月
- 国産材供給体制の整備事業に着手し、操業開始
- 1995年7月
- 中目材(丸太の末口が20~28cmの木材)加工施設を新設
- 1997年7月
- 人工乾燥施設とモルダー加工機を導入
仕入れ~生産~販売の一貫体制を確立し、大ロット供給を実現 - 2023年3月
- コンピュータ制御を中心とした中大径材加工施設を新設
木屑焚きボイラー(5トン)設置
皮剥ぎ機(550型)増設
製材量を35,000万立米から66,000万立米に倍増
自然が好き、その想いが
地域林業の未来を支える
地域林業の未来を支える